プエクとかいう番組

プデュとかいう番組



独り言を綴っただけなので面白くもなんともないです。推しへの愛を語ってるわけでもないです。プエクを見ていて感じたことを書き殴りました。


適当県適当市適当町生まれだから、へ〜と思って読んでくれや!よろしく!








プデュってなんでこんなおもろいんだろうね?

サバイバル番組はたくさんあるけどプデュの盛り上がりは類を見ないのはなんでだろ?



プエクのニュース記事に

10代から20代の、かわいかったりかっこよかったりする男のコたちが、怖い先生に叱られて、泣いたり落ち込んだり。仲間との関係に苦しんだかと思えば、努力してステージを成功させて喜び合う。なのに、投票でふるいにかけられ脱落しちゃうシビアさ。なんていうか、そこはかとなく漂う、部活感、青春感がたまらないのです!」



って書いてあってさ、いやふざけんなよと思ったよね。練習生が命削ってる姿を 

「なんていうかそこはかとなく漂う部活感、青春感」とか言ってんのほんと笑っちまうなし、なんていうか〜のノリで記事書くな。

でもプデュがやってることは実際そういうことで、この記事の言ってることは間違ってない。私たちがこの、なんていうか〜に惹かれていることは間違いない。


普段私たちは消費者として過ごしている。

いろんな場面において様々なものを消費しながら生きている。外食している時も服を買う時も消費行為をしている。例えば、日本の俳優の推しがドラマに出てるときにする消費は「テレビを見る」だ。


だけどプデュは違う。


見ることに加えて投票することが可能だ。

そして自らが何かしらアクションを起こすことで、投票者を生産することができる。この


「投票者を生産することができる」


がプデュがここまで成長した起因に大きく関わってくると思う。今までは単なる消費者だった自分が急に生産者となるのだ。そして推しを消費する喜びに加えて、生産行為自体に喜びを感じるようになる。推しを布教する、推しが認めてもらえると同時に自らの承認欲求も満たされるのだ。


こうなると番組的には超ラッキーって感じだよね。コンテンツを提供しなくてもヲタクが勝手に調べて勝手にいろんなこと言って盛り上げてくれるからね。


マスターが駅に広告を出すのも勿論推しを応援するためだけど、それは消費者としての立場ではなく生産者としての立場で推しのために広告を出していると私は思ってる。



今までも確かにサバイバル番組は数え切れない位あったけど、途中の評価は事務所のメンターがしていたり、社長の意見が結果に反映されていたり100パーセントヲタクの投票で決まることはあまりなかったよね。こうして完全にヲタク主体で創り上げ、それがリアルタイムでわかることによってヲタクはより熱中するんだな。


でもあくまでもヲタクが生産したものはヲタクが生産したものだし、偶像見てるんだってことを忘れちゃダメだと思う。プデュなんて特にそうだよね。


「推しを地雷と言われて」「◯◯って本当だと思いますか?」みたいなマシュマロがよく来るけど、結局は偶像が飛び交う中でどれを本物と定義するかってことで、そんなのは自分が決めるしかない。自分が信じたいものを信じればいいと思うよ!誰が正解なんて無いから!



マシュマロでユンソンのどこに堕ちたんですか?て聞かれたから


「エゴが無さそうで実際普段はエゴない人だけど、自分の夢である"アイドル"に対しては欲とプライドと自信を持って真っ直ぐにぶつかってくところ」


って答えたけど、偉そうに実際は〜とか言っときながら実際のユンソンの姿なんて知らん!でもそれでいいんや!自分の中の推しが自分にとっては全てなんだから。


もし周りの人の言葉で傷ついている子がいるとしたら傷つく必要ないんだよ〜ってまに子が抱きしめてあげたい。あなたが世界一の推しだ!と思うならその人は世界一なんだよ。



いつか幸せには種類が三種類あると聞いたことがある。ひとつめは「もらう幸せ」誰かからプレゼントをもらったり、賞賛の声を受けたりそういう奴。ふたつめは「一緒にする幸せ」友達と夜通しおしゃべりしたり、チームで何かを成し遂げたり。そしてみっつめが「与える幸せ」人間はただ与えるだけで幸せを感じる生き物らしい。無償の愛って言葉があるけども、例え見返りが無くたって与えるだけで人は幸せになれるんだって。そして3つの幸せの種類の中で1番幸福度が高いらしい。この話を聞いた時に、私は何かを与えて幸せを感じることはほとんどないので、あ〜なるほどと思った。いやそれ人としてどうなの?そりゃアイドルという存在に惹かれるわけだよね、ずっともらう側の人間だったから。私はアイドルに、これからデビューする彼らにこの3つ目の「与える幸せ」を利用して自愛してほしいと思ってる。




プデュが終わってこの番組が与えてくれた感情や葛藤はたくさんあったけど、私は見てよかったなって思ういろんな意味で。


万が一、億が一、練習生にひとつだけ質問できるとしたら私は「どうしてアイドルになりたいと思った?」って聞く。


だって私はアイドルになりたいって絶対に思ない。私がミンギュの顔に生まれてたら多分一生サロモとかやってる。一生インラしてる。


だってアイドルってマジでしんどくない?

この世でいちばんキツイ仕事じゃない?


元々、アイドル:IDOLという言葉はラテン語の「偶像崇拝」から来ているらしい。

神や仏陀といった存在を、像の形に模して崇拝することを意味すると書いてあったけど、それやばくない?生きてる人間に我々の神になれって命じてるってことでしょ?


世の中には様々な職業があり、様々な生き方があってしんどいの指標も様々であると思うけど、生きてる人間から神になれと命じられるのはきっとアイドルだけだと思う。


あとI=私の、DOL(doll)=人形で「私の人形」って意味があるって揶揄ってるのも見た。IDOLって言葉を作った人は天才だなほんと。多分アイドルが超しんどい職業ってことは練習生も周知だろう。でもアイドルになりたいと思う人が後を絶たない。


なんでだろう。

ずっと疑問だった。

理由がわからなかった。



だからわたしは練習生たちに問いたい

「どうしてアイドルになりたい?」と。

どうしてそこまでしんどい思いをしてまでアイドルになりたいのかと。


確かミンギュは学校でバンドを組んで、そのときステージだったのが楽しくてアイドル目指したんだよね楽しかったんだよね

幸せだったんだよねその瞬間が




きっとそれが答えなんだと思う。







いつか幸せには種類が三種類あると聞いたことがある。


ひとつめは「もらう幸せ」

誰かからプレゼントをもらったり、賞賛の声を受けたりそういう奴。

ふたつめは「一緒にする幸せ」

友達と夜通しおしゃべりしたり、チームで何かを成し遂げたり。

そしてみっつめが「与える幸せ」

人間はただ与えるだけで幸せを感じる生き物らしい。無償の愛って言葉があるけども、例え見返りが無くたって与えるだけで人は幸せになれるんだって。

そして3つの幸せの種類の中で1番幸福度が高いらしい。


この話を聞いた時に、私は何かを与えて幸せを感じることはほとんどないので、あ〜なるほどと思った。(人としてどうなの?)そりゃアイドルという存在に惹かれるわけだよね、ずっともらう側の人間だったから。



私はアイドルに、これからデビューする彼らにこの3つ目の「与える幸せ」を利用して自愛してほしいと思ってる。





どうか君たちが「自分が幸せになるため」にアイドルをやってほしい。

ペンのためでも家族のためでもなく他の誰でもない自分のためにアイドルやってほしい。

そしてどうか自分が自分のことをいちばん愛してやってほしい。


それがわたしからの願いです。




たとえ歩いてきた道が砂利道であろうと泥沼であろうと、あなたが花道だと思えばそれは花道になります。101人の練習生に幸あれ。











まに子(@mani_aktf)